店主の日記 ときどき女将
予約について
気温差が激しい日が続いていますね。
昨日は半袖だったのに今日は長袖と上着を着ても肌寒かったりして。
季節の蕎麦もなんだか変えにくくて「ひやかけ」まだ続けています。
もうそろそろ「ぞろりこ蕎麦」をお出しできるようにせっせと仕込みをしているところです。
すこし前の話ですが、めずらしく店主が体調を崩した時がありました。
当店は店主がすべての蕎麦と料理を作っているので、店主が倒れてしまうと営業ができません。
昼営業は臨時休業にするとしても、ご予約を受けている日はそうもいきません。
その日はなんとかふらふらしながらも乗り切ってもらいましたが。
そう考えると予約制というのはなかなか難しいものだなあと考えてしまいました。
店主が怪我をしたり急病になってどうしても営業ができないとき。
ご予約の方にどうやって迅速に連絡を取るか。
HPからのウエブ予約のため基本的にメールでのやり取りが主ですが、
やはり緊急時は電話で事情を直接お話しさせていただきたいと思います。
そのため「ご予約は当日に連絡の取れる日本の電話番号をお持ちの方」とさせていただきました。
国際電話はつながりにくい事と、私たちが日本語以外の言語での電話対応が難しいためこのようにさせていただきました。外国のお客様におかれましては、どうかご理解頂ければ幸いです。
外国のお客様はぜひお昼にご来店ください。
英語のメニューもありますし、私自身も接客英語の練習中です!
Welcome!!
ときどき女将
薬味のはなし
せいろ蕎麦には山葵と葱の薬味が付きます。
田舎蕎麦には辛味大根と葱。
温かい蕎麦には葱と柚子。
当店でも薬味をお付けしていますが、全く手を付けずに残される方も。
フードロスの取り組みとして薬味不要な方はお申しつけくださいと表記をしているのですが、
声かけてくださる方はとても少ないのが現状です。
薬味って実は手間とコストがかかっています。
葱は切った後に水にさらしてから余分な水分を切って。
辛味大根は金沢から紫辛味大根を仕入れて。
夏場は柚子が手に入らないのでい小さい青柚子が1個500円なんてこともありますが、
すだちやカボスとは違うゆずの風味が温かい蕎麦には合うので添えています。
そして「山葵」
好きな方もいれば苦手な方も。
でもみなさんご存じですか?山葵って高級食材なんです。
当店で取引している山葵は1㎏で15000円です。
そのままでは使えないので葉や根っこと汚れを落として2割位はロスがでます。
薬味なのでお好みもあるとは思いますが、全く手を付けていないのを見ると
モッタイナイ…なんておもってしまいます。
次回メニュー改定するときには薬味不要な方は50円引きにしようかな。
なんて考えているこの頃です。
ときどき女将
4年ぶり⁉ 梅氷のひやかけ蕎麦
おひとり様専用の予約枠を作成しました。
前々から夜の予約のお1人様枠を作りたいなぁ。と考えていました。
蕎麦屋のカウンターで夜にのんびり。
連れを気にせず好きなものを注文して。
自分のペースで飲んで食べる。
おひとり様だからこその時間。
またそんなおお客様が蕎麦屋には合うんです。
私たちもそんな時間がとても好きです。
何より私たち夫婦もひとりで飲みに行くのも好きなので。
でも予約となると1人は取りにくいなあ。
今日行きたいんだよね。(これもおひとり様ならでは)
おひとり様専用枠があると少しハードルが下がるかなと思いまして。
ホームページの機能を確認して、早速作成してみました。
みなさまのニーズに合いましたら嬉しいです。
ただ、当日予約の場合、田舎蕎麦のお取り置きに対応できない場合があることをご了承ください。
ときどき女将
最近の悩みどころ
先日営業中にカナダから予約の電話がありました。
もちろん英語。
HPをご案内したのですが、電話で予約したいと。
ご来店の際には表情や身振り手振りを交えながらもなんとか英語で対応できるのですが、
オールイングリッシュの電話は大苦戦。
相手の言っていることはわかるけど、こちらが言いたいことを英語で伝えることができない。
日時と人数だけではなく、お通しやワンドリンクの事も説明しなきゃいけないし。
時間をかけてなんとか伝わったかな?といったところで電話終了。
なんやかや10分以上かかってしまいました。
でも今後のこんなことも増えるよねってことで早速英語の電話予約対応マニュアルを作成。
予約の前日の営業中に予約確認電話がきました。
またまた時間がかかり。すぐさまマニュアル追加。
こういうところ、前職の癖がでます(笑)
今後は外国の方の電話予約もオッケー
なんて思っていました。
当日。
来ない。こない。こなーい‼
電話しても国際電話でつながらない。
さすがにガックシ。
店主と話し合って今後は電話は日本語のみ対応しよう。
もしかしたら私の英語が上手く伝わっていなかったのかもしれないしね。
日本語が難しい場合はHPか通訳またはコンシェルジュから予約を受付することにしました。
当店はテーブルが3席しかないので、2名以上のご予約は1日3組しか受けていません。
そんな中で無断キャンセルがあるとダメージが大きいです。
売上の事もあるけど、なにより精神的に。
遅れてるだけ?
なにかあったのかな?
電話もでてくれないし、メールしても返信もない。
なにか理由があれば納得できるんですけどね。
事前決済制にすると予約はコースだけとかになってしまうし。
蕎麦屋だし、好きなように楽しんでもらいたい。
予約してくださる皆様を信用して、こちらは待つしかありません。
むずかしいですね。
ここ最近の悩みところでした。。。
ときどき女将