店主の日記 ときどき女将
気が付けば3月…
最後に日記を書いたのが年末で気が付けば3月になっていました。
今更ですが年越し蕎麦のご予約をいただいた皆様ありがとうございました。
ご自宅で美味しく茹でられたでしょうか?お味はいかがだったでしょう?
皆様のご協力も頂き、2023年よりオペレーションは上手くいったのではないかとおもいます。
とはいえ玉子焼きの提供にお時間を頂いてしまったり。
まだまだ課題はあります。
また今年もソリューションしながら、よりよい店つくりを実現していければと思っています。
さて1月はインスタグラムには投稿しましたが「食べログアワード」の授賞式に出席してきました。
2019年以来なので6年ぶり4回目のブロンズ受賞です。
食べログもアルゴリズムが変更になったり、評価基準が変わったりで、点数も浮き沈みがあります。
あまり気にしないようにしていても、やはり賞を頂けることは嬉しいです。
場所が帝国ホテルということもあり、ウキウキしながら出席してきました。
出席して感じたのは「高級店ばっかり…」です。
寿司。フレンチ。イタリアン。日本料理。中華料理。
ほぼ予約は取れず、予算も少なくとも3万円以上はする店ばかりです。
蕎麦屋は5店舗しかありません。
当店も蕎麦屋としては価格高めなのですが、おそらく受賞店の中では一番安い店でしょう。
高級店はもちろん素晴らしいです。食材、技術、サービスもハイレベルです。
スターシェフのパフォーマンスはSNS映えもするのでしょう。
ただ、そんなお店ばかりが評価されるのはどうなのかな。
日常に寄り添うような店にも、フォーカスをあててほしい。
飲食店をやっていると食べログの影響力の大きさを非常に感じます。
だからこそ、べつの評価基準もあってほしいなぁと思ってしまいました。
もちろん個人的な意見ですが。
当店はあくまでも町蕎麦らしく。
ちょっといいもの食べたいな。という日常に寄り添えたらと思っています。
ときどき女将