店主の日記 ときどき女将
オープンいたしました
6月10日に予定通りオープンいたしました。
おかげさまで多くのお客様にいらしていただきました。
長い時間お待たせしてしまった方も多く、ご迷惑をおかけいたしましたが、なんとか金・土・日の3日間大きなトラブルなく営業できました。ありがとうございます。
「じゆうさん」をリニューアルオープンすることが決まった時に、店主にどんな店にしたいかヒアリングしました。
もともと店主は人に任せることのできない性分で、自分で蕎麦を打ち、蕎麦をゆでてお客様に提供するスタイルを以前より貫いていました。でも蕎麦だけではなく酒・料理もゆっくり楽しんでいただきたい。それも自分で作って自分で盛り付けてお出ししたい。そして夫婦で店をするのが夢なんだと。
実は私、店主と結婚後も飲食業界とは全く縁の遠い仕事をしていました。今後もずっと自分の仕事をするつもりでいました。でも夫の夢を叶えてあげられるのって自分だけなんだなぁと思うと嬉しくなってしまいまして。女将になることにしました。
夫婦で店をするために客席全体に目が届くように。ゆっくり過ごしていただくために客席を奥にして、テーブルを広くとって…といろいろわがままをいって工務店さんに設計・施工してもらいました。(実は椅子も座り心地にこだわってオーダーしました)
「新 じゆうさん」は以前よりスタッフが少なくなり、席数も少なくなりました。
今までのように沢山のお客様を迎えることはできなくなるかもしれないけれど、お迎えできた方にご満足いただければ嬉しいです。
ときどき女将
6月10日オープンします。
大変お待たせしました。
6/10にリニューアルオープンいたします。
営業時間や定休日はほぼ変わらず。
ただ、夜は予約制にさせていただきます。
ワンドリンクと盛り合わせが付いて、2000円から承ります。
詳しくは予約フォームをご覧ください。
何度か御説明させていただきましたが、これが私の現状のベストと思って変更いたしました。
お付き合いいただけたら幸いです。
インスタでも告知しましたので、若干ではありますがご予約も頂戴しております。
子供たちが慣れるまで(お爺ちゃんお婆ちゃんがなれるまで)私一人で夜営業しようと思っております。
何かと不都合があるかと思いますが、以前より接客しやすい造りになっておりますので、前向きに務めたいと思いますので宜しくお願いします。
足場がとれました。
GWの過ごし方
「ゴールデンウィークって、人こんなにいるのね」
妻と帰り道でこんな会話になりました。
子供がぐったり。
我々も足が棒です。
例年はゴールデンウィークはまるでフルマラソンのような気持ちで一日一日をこなしてました。
それがこんなにも家族と長い時間過ごすなんて。
楽しくもあり、なかなかこれはこれで骨が折れます😩
GW、我が家の移動はベビーカーで電車移動なのですが、似たようなお家も多くお互い(同じ価値観をもつ同士)のようで、譲り合い助け合いの精神でなんだかとても優しい気持ちになりました。
シン•じゆうさんでは、「4歳以下のお子様連れは御遠慮下さい」の文言は引っ込めようかな。
「強い香水をつけてる方は御遠慮下さい」は断固として維持しますが笑
てすてす
あ~、てすてす
どうもじゆうさん店主髙橋です。
改装工事が始まって2ヶ月近く経ちます。17年間ほぼ毎日立っていた調理場と客室が一旦ほぼスケルトンとなり、ようやく間取りが出来てエアコンも入り形が見えてきました。
休業前、お客さんに改装のお知らせをすると「まだ綺麗じゃない~?どこを直すの??」と言っていただきましたが、そもそもこの建物自体築29年。私がじゆうさんとして17年前リニューアル時に一部改装しました。
客席の一部を打ち場兼製粉所にし、壁を珪藻土、照明を替えテーブルを無垢の楓の一枚板にしました。
私としては最低限度の変更というつもりでしたが、製粉機材は揃えるとなかなか値が張り、店内も新築から10年くらいで改装ですから、両親にはとても反発されました。
また、外に支柱を建て三階部分まであった看板も撤去です。
撤去費用○十万…
本当にわがままを通させていただきました。
とはいえ、なにせ以前の蕎麦屋である長寿庵を要所要所にひきずってますので、なかなか難のある店でした。
数ある問題の中で1つあげるとしたら、
「お客さんの顔がみれない!」
ということです。
あ。いや、顔をジロジロ見ようっていうのではなく料理や蕎麦の進み具合とか、そろそろおかわりかな?とか。
「間」みたいなものを調理場からうかがうのがとても難しいんですね。
花番さんが支持してくれる時(これは花番ネタとして改めて書きます!)はいいんですけど、カウンターや二人席でお召し上がりの方の進み具合をどう見ていたか。
常連さんの食べるスピードなら、だいたい把握してますので、一枚目が食べ終わる最短を狙うことは出来ます。
それ以外のお客さんは、何口目かみます。
だいたい5口半がうちのせいろの量なんですね。
なので、よっぽど早い人以外は二口目が終わり3口目を箸で手繰ろうとしてるときに茹で始めます。
なるべく、早すぎず遅すぎず、一枚目を食べ終わって直ぐに2枚目をお出ししたい。
ですが、ひとによってはあまりに早く出すと急かしているように感じたり、また、2枚目が待てないから食べ終わる前に出してほしいなど、様々。
それぞれお好みがお在りでしょうから、そこは仰っていただければ出来るだけ対応しますし、我々が「○○のお客さん」と認知できれば、より良い関係になれると思います。
ちなみに、当店は大盛りは蕎麦が伸びてしまうのでお出ししてませんが、17年で二人だけお出ししているお客さんがおります。そうゆうのも、蕎麦商いの愉しみのひとつですね。
改装して、カウンターの立ち上がりが低く設定したので、より近くにお客さんを感じることが出来るのでいまから楽しみです。